毒親から逃げたかった学生時代のお金の話
お金の問題っていつもついて回るんですよね。
というか、何かをしたくても出来ない一番の理由になるのが「お金がないから」なんですよ。
毒親から逃げたいと思った時、大抵の場合は実家から出ることになる人が多いですよね。
逃げて終わりではなく、逃げてからがいよいよ本番です。
お金はいくらあっても損することはないです。
むしろ、持ってなくちゃいけない。
やりたいこと、やらなければいけないことを達成するためにお金のこと考えてみましょう。
目次
1、親にお金を使わせること
私の場合の話ですが、何をするにしても「金を使ってやってるんだぞ」と常に親から言われ続けていました。
もともと何かを買って欲しいだとかそういうことを言うタイプではなかったのですが、どうしたって食事をしたり生活用品や勉強に必要な筆記用具なんかは買ってもらわなきゃいけないのでお金は掛かります。
子供ながらに「金を使ってやってる」という言葉の意味が「親が居ないと子供は何も出来ないんだぞ」と言われているように思えたし、そうならざるを得ない状況が本当に嫌で仕方なかったです。
じゃあもういっそ何もしないで欲しいと思いましたし、何かを買って欲しいだとか何かをして欲しいだとかそういうことは絶対言わなくなりました。
ただ、親がとても気まぐれだったのでやたらと私に物を与えようとしてくる時がありました。
当然私は何もいらないと言いますが、それで憤慨させる結果になるのも毎度のことでなんていうか、今思い出しても面倒くさいなと思います。
高校、大学と進むうちに親に「お金を使ってやってるんだぞ」と言われることの意味を考えていたのですが、お金を使わせている以上は親の言う通りにならなきゃいけないんだろうなと。
とはいえ高校では授業料が無償化になり、まとまったお金を使うこともなくなりました。
大学では授業料を一切払ってもらえなかったので、自分でなんとかやりくりしたんですけど。
お金をやりくりするのは大変だったけど、親にお金を払わせていないという事実が心の安寧を保ってくれていたように思います。
自分のお金で大学には通っていたし、もっと言えば生活費も入れていたし、何か言われても自分で好きに通ってるんだから自分のやりたいようにやると思えることで随分ストレスがなくなったようにも感じます。
親が子供にお金を使うことって特別なことでもなんでもないんじゃないかな、と今は考えています。
でも、それを盾にされるなら払ってもらって当たり前という気持ちは捨てなきゃいけないんですよね。
少しというかだいぶ苦しいですが、親にお金を極力使わせないことを目標にして、実際に達成出来ると親から言われるグチグチも受け流せるようにはなります。
それでも何かは言われるので腹は立ちますけどね!!!!!!!!
2、学生時代のお金の話
高校の授業料無償化は狙って行ったわけではなく、本当にたまたまです。
市立の学校でしたが、自分の与り知らぬところである日突然無償化になりましたw
ただのラッキーですね。
とはいえ教科書とは別で必要になる教材なんかは、いただいたお祝い金やバイト代を使って自分で買っていました。
大学は奨学金を目一杯借りていたので、本当に助かった。
多分、大体の人が日本学生支援機構の奨学金を利用すると思うんですけど。
私は両親共に揃っているので利子ありの方だったので、金額がめちゃくちゃえぐいなってことに気づいて在学中に大学で用意されている無利子の奨学金制度に切り替えました。
それぞれ二年ずつ借りましたが日本学生支援機構さんほんとえぐい。
最近というか、これまでにもよくあったことなのだろうなとは思いますが、奨学金を返済出来ずに破産みたいになる若者が多いそうですね。
ほんとね、お金のことは敏感にならなきゃだめだと思います。
在学している学校には奨学金制度やサポート制度なんかが用意されているかもしれないので、必ずチェックしましょう。
何かしらの理由で学費が免除になるならそれを使えば良い。
学校は質問すれば教えてくれますけど、基本的には分厚い資料を渡しで終わりです。
お金に貪欲になるというか、賢く制度を利用したりすることはがめついことじゃないですよ。
むしろ、毒親に悩む人にこそ利用して欲しいし、大学くらいなら本人が相談すればわざわざ親を呼び出したりもしないし、ちゃんと教えてくれます。
他には、高校も大学もひたすらバイトをしてました。
基本的に土日はずっとバイト。
ひたすら家に居たくなかったので、バイトは良い口実でした。
大学になったらもっと顕著になって、平日も土日も関係なく遅くまでバイトをして、家に寝に帰ってまた朝学校へ行くとかそんな生活。
とはいえ、せっかく自分のお金で通っているので周りよりもたくさん授業を取っていたし、勉強は基本的に学校で。
自分に出来るギリギリで授業数を調整して、あとは目一杯バイトを入れてました。
基本給が780円とかそんな世界だったので、月10万いくかどうかくらい。
奨学金とバイト代を武器にやりくりして頑張ってたなあ。
教科書代や就活のための交通費なんかも当然自分もちだったので、もう必死です。
過労で倒れたことも何度かありましたが、若いうちなのでどうにでもなります。
学生でもお金は稼げるし、むしろ学生時代に稼いで欲しい
私の極論というか、実家暮らししてるうちに稼げるだけ稼いどけって思います。
奨学金を貰ってなかったら授業料を払えなかったし、バイトをしてなかったら自分の雑費をまかなったり遠方への就活なんかも出来なかった。
お金はないと何も出来ない。
私もお年玉や通帳は全て親に没収されていましたが、バイトを始めるにあたり自分でゆうちょ銀行に通帳を作りに行きました。
私の周りにも通帳は親に没収されてるし、ATMの使い方もよく分からないという子の話を聞くことがあります。
いやいや自立して生きていきましょうよ。
正直、お金なんてなんとでもなりますよ。
あとは実際にやるかやらないかの差なんだと思います。
毒親から逃げたいなら、お金はどうしたって必要になります。
今時ネットで探せば家に居ながらでもお仕事が出来る方法はたくさんあります。
まずはやってみましょう。
自分のお金で好きなことをするのは楽しいですよ。
毒親からの自立って、お金を自分で稼ぐという意味もあると思います。
自分のお金を手元に置いて、いつでも逃げられるという状態を作っていきましょう。