「絶縁したいけど…」と思い悩んでいる理由について考えてみる

「絶縁したい…」とは思うのに、出来ない人が思い留まってしまう理由は何かなとふと思ったので、考えてみることにしました。
私も「絶縁はしたいけど……でも、」と考えてしまっていたので、その理由を明確にして整理したら「それでも絶縁する価値の方が圧倒的に自分のためになる」と判断することが出来たので。
踏み留まって決断出来ないという人が頭と心を整理するきっかけになれば良いなあと思います。

目次

  1. そもそも「何をすれば」絶縁になるのか分からない
  2. 「どうやって」絶縁をしたら良いのか分からない
  3. 絶縁した後、「どうなる」のか知りたい
  4. ・親が「どうなる」のか
    ・自分が「どうなる」のか

  5. 絶縁するのは「自分のため」

1、そもそも「何をすれば」絶縁になるのか分からない

現時点での日本において、親子関係を解消する方法というのはありません。
少し視点を変えた方法はあるようですが、子から親を否定するような公的手続きというのは存在しないようです。
なので、白黒はっきりつけるということは出来ないと思ってください。

じゃあ、何をするの?と言われたら「自己申告」です。
自分が「絶縁したいと思っている」ことが、親に伝わるならどんな方法だって良いです。

2、「どうやって」絶縁をしたら良いのか分からない

これは人によりけりだと思っています。
私は事情があってというか、そうしなければいけない理由があったので親に面と向かって伝えました。

私のように直接話しに行く、手紙や電話などで伝える、などなど。
話をしに行く・電話をする場合は録音する、手紙ならコピーを取る、メールならバックアップを取るといった「証拠を残す」ことは念のために行っておきましょう。
何もない事が一番ですが、万が一という時に備えておくことは大切です。

また、「何もしない」という方法もあると思います。
自分からアクションを起こさない限り親から干渉されないという場合は、「連絡をしない」という選択になりますね。
成人を迎え自立された方であれば、わざわざ律儀になんでもかんでも報連相する必要はないですよ。
親子関係は解消されませんが、成人している以上あらゆる行動の責任を取るのはあなた自身なので。

3、絶縁した後、「どうなる」のか知りたい

これもあくまでも私の場合は、という話になってしまいますが。
基本的に何も変わらないですよ。
絶縁した後も、自分は自分の生活を続けていくだけです。

親が「どうなる」のか

親がどうなるのか、に関しては想定出来るあれこれは全て可能性があると思うのが妥当です。
私の場合は過干渉はほぼ無くなりましたが、ゼロになったわけではありません。
とはいえ、思い出した頃に何か荷物が送られてくるといった程度なので、許容範囲というか。

人によっては暴れる(という表現で良いのか…?)こともあるでしょうし、もっと過激になることもあるかもしれません。
自分で考えて見た時に「こんな風になりそうだなあ」と思い当たることがあるはずです。

正直に言えば、思い留まってしまう理由が「親がどうなってしまうか分からないから」がダントツで多いのではと思います。
怖いよねえ……………………分かる………………………………物凄く分かります。

私もそれなりのことをこれまでにされてきているので、一体どんなことが起こるのかと本当に怖かったし、旦那と一緒に実家へ行った時はいつでも外へ連絡出来るようにってスマホを常に持っていました。
止むを得ず直接行くことになってしまったのですが、行きの新幹線の中では恐怖のあまりに号泣して旦那を困らせたなあ……………。

まあ、何もかも想像するだけしまくった悪いことが何も起こらず、言いたいことをとりあえず言えたおかげで今こんな記事が書けているんですけどね。

自分が「どうなる」のか

自分がどんな風になるかという話は時間経過を踏まえて別な記事で書いています。
簡潔に言うとすればめちゃくちゃ不安定になるとだけ。
解放感はじわじわと出てくるんですが、時々思い出したように罪悪感に襲われます。

私の場合、親の理論を「普通はこうだ」と言い聞かせられてきたので「(普通ではない)普通」を受け入れられずむしろ拒絶してしまった自分に対する負い目もあるんじゃないかなあと。
そして、親が「私こんなにも頑張ってるのに報われない、可哀想」みたいな状態になるのがやたらと得意だったので、親を大事に出来ない子供という構図にダメージを食らっているようにも思います。

また、自分の環境は間違いなく変わりますよね。
絶縁を宣言する際にどんな状況にいるかは人それぞれだと思いますが、まさか実家暮らしというわけにもいかないでしょうし。
私はさっさと一人暮らしを始めたので、親のもとから離れた暮らしは良いぞ…………と思っています!!

絶縁するのは「自分のため」

「絶縁する」ためにはあれこれと準備が必要かもしれませんが、どんなに大変でもやっぱりやって良かったなと思うし、ゆっくりでも必ずそう思えるようになると思っています。
大変なのはほんのひと時ですよ。

親に縛られて怯えて、視線を気にして生きていくのはとてもとても疲れることです。
そう、疲れることなんですよ。
何においても行動の理由に親の存在があるという状況は、健全ではないと思います。

未成年のうちは自分で責任を取ることが出来ないので、我慢するしかなかったかもしれないけれど。
成人し、学生ではなくなったのなら、自分のあらゆる責任を自分で負うようになります。
人生は自分のために生きるべきで、親の顔色をいつまでも伺っている必要はありません。

「絶縁したい」と思った時、「でも……」と思ってしまう理由はなんなのか。
自分の中で考え整理して、対処法や乗り越える方法を明確にしてみてください。
やろうと思えば出来ないことなんて何一つないし、せっかく今の状況から抜け出そうと思うことが出来た気持ちを我慢しないで欲しいなと思います。

ときさめ

ときさめと申します。 現在は20代後半です。結婚や仕事、親など色々悩んだり考えたりしたことがあったので、自分の経験や発見をまとめた記事を読んでくれた方が少しだけ元気になれたたら良いなと思いながらブログをやっています。 食べ物やギフト、結婚式のアイディアなどもまとめています。何か参考になれば嬉しいです!

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