スクールカウンセラーの先生と何を話すの?

記事を書きながらそういえば私、スクールカウンセラーの先生と話してたことがあったなと思い出しました。
きっかけは本当に偶然なんですが、今になって考えたら話す機会があって良かったのかなあと思えたのでもし気になってるけど実際どうなの?という方がいればご参考までに。

目次

  1. スクールカウンセラーってどうやって受けるの?
  2. 何を話すの?
  3. 話してどうだったか

1、スクールカウンセラーってどうやって受けるの?

これは多分学校によって様々だと思うんですけど。
私の場合は通常ルートで言えばスクールカウンセラーのお部屋があって、そこに予約受付ボックスが置いてありました。
もしくは「相談中」の札がなければ気軽に入ってお話ししましょうね、とかそんな気軽さ。

スクールカウンセラーの先生がいつ居るかなんていう情報は月1で配布される「保険だより」に記載されていて、そこにもスクールカウンセラーってなんなの?みたいな情報が書かれていたように思います。

最近の学校事情なんかはそれなりに年も重ねているので分からないんですけど、そんなに大きく制度は変わっていないんじゃないかな。
むしろ、私が学生だった頃よりも充実してて欲しいなーと思っています。
学校ごとに色々あると思うので、よく分からなかったら担任か保険の先生に聞けば教えてくれるはず。

スクールカウンセラー制度の各都道府県の取組みは文部科学省が毎年度ごとにまとめて資料を提示してくれています。
その中には活用事例なんかも記載されているので、気になったら読んで見ると良いのかも。
子供たちはいつになってもすごく悩んでいるなあ、と思ってしまった。
「平成29年度スクールカウンセラー実践活動事例集」(文部科学省)

ちなみに私の場合は、たまたま保健室へ行っていた時に養護教諭の先生からぜひ話してみてと繋がりを作ってもらったのがきっかけです。
当時はまあそれなりに思春期だったので、心がめちゃくちゃ辛い時だった。
いわゆる自傷行為みたいなこともやっていたので、塞がった痕を見つけた養護教諭の先生に声を掛けられたというのが発端。

特に誰かに何を話した訳でもないんですけど、担任とスクールカウンセラーの先生には話が通っていて、授業時間を使って二週間に一回くらいお話をしに行きました。
私みたいなパターンもあるとは思うけど、基本的には本人の自主性に委ねられると思うので躊躇うな、行け、行くんだ……!!
大丈夫、怖くないよ…!!

2、何を話すの?

これも人それぞれ。
なんだって大丈夫ですよ。

私は物的証拠のようなものが見つかったことが発端なので、その話がメインでした。
なので、必然と毒親のことを話すことになりました。

超絶思春期真っ只中だった私はびっくりするくらい悲観的だったので、最初に「自分では悩んでるけど、どうしたいとも思っていない」くらいのことは言っていた気がします。
ネガティブっていうか、拗らせすぎて痛い子というか。

今になって考えるとめちゃくちゃ恥ずかしいやつ。
でも、先生は私の話を汲んでくれたのか「どうしたら良いよ」とか「こうしてみたら」とかそういうことはあえて何も言わずに、私の話を聞いてくれました。

山もなしオチもなしみたいな思いついたことを淡々と喋っていく感じ。
山なしオチなしの話ってくそつまんなくて絶対に嫌なんですけど、そんな話ですら聞いて、時には質問を交えながら相槌をうってくれました。

私にとってはそのくらいの距離感がちょうどよかったので、ものすごく救われたというか。
なんというか、具体的なアドバイスをもらったところで当時の自分に親をどうしようとかは出来なかったと思うので。

だから、と言ってしまうのが合っているかは分かりませんが、本当に話す内容なんてなんだって良いんです。
自分の中のどんな悩みでも良い。
大きいとか小さいとかは関係ない。

自分が悩んでいる、気になっているという事実があるなら、それを話してみてください。

話してどうだったか

今になってみればという前提がつくんですけど。
ものすごく救われたな〜〜と思っています。

昔っから壁打ちが得意なので人と話さなくても生きていけるタイプだとは思っていたんですけど。
自分の中で悶々と考えるより、声に出して言葉にすることで自分の中で感情を整理できることもたくさんあるなと。

そして、どんな話をしたって相槌を打ってくれる人が目の前に居る。
これってかなり大きなことというか、自分の中のモヤモヤがすっと溶けていく時があるんですよね。
特に、親から常日頃批判されているタイプの人は。

無条件で話を聞いてくれ、肯定してくれ、心配してくれる人がいるんだっていう事実がものすごい安心感をくれます。
時には質問をくれたり、なんでもない日常会話もしました。
自分の悩みを知った上で、こうして接してくれる大人の人が居るんだって思えることは心を落ち着かせてくれます。

だから、本当に試しに行ってみて欲しいです。
スクールカウンセラーの先生は子供だけじゃなく、親にも対応してくれます。

どこを頼ったら良いか分からない。
でも自分は学校に通っている、子供が通っているという場合は一度訪ねてみてください。
少し勇気は必要かもしれませんが、私は話して良かったし、話すことで心を持ち直したとも思っています。

怖くないよ!!!大丈夫!!!
悩んでる時ほど悪く考えてしまいがちなので、誰かに吐き出せる環境を作りにいくことも大事です。

ときさめ

ときさめと申します。 現在は20代後半です。結婚や仕事、親など色々悩んだり考えたりしたことがあったので、自分の経験や発見をまとめた記事を読んでくれた方が少しだけ元気になれたたら良いなと思いながらブログをやっています。 食べ物やギフト、結婚式のアイディアなどもまとめています。何か参考になれば嬉しいです!

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