毒親と絶縁したけど罪悪感でいっぱいになる日もある

いざ絶縁した時、それはそれは解放感たっぷりになるのは事実です。
私はたまたまずっと思ってきたことを親に伝えてすっきりさっぱりになったのですが、それでもふと罪悪感というか「どうしてこうなってしまったんだろう」と思いつめてしまう時があります。

でもきっとそんな風に感じてしまう人は沢山居るんじゃないかなあと思うので、そういうこともあるよねという話を少し書いてみようと思います。

目次

  1. 何気なく沸き上がる罪悪感
  2. どうして罪悪感は出てくるのか
  3. 「罪悪感=後悔」??
  4. 絶縁は今の自分に必要な時間

1、何気なく沸き上がる罪悪感

別にきっかけなんて無いんです。
毎日意識なんてしなくても時間は勝手に流れていくし、それどころじゃないというか忙しない日々ですよね。

だからわざわざ考えようと思って考えるわけじゃないのに、ふとした瞬間に親のことを考えてしまうんですよ。
そこに意味はありません。
ただ、今頃どうしてるのかなあー、とか。
そんな些細なことです。

そして、一度考えてしまうとどうしたって「絶縁した」という事実が重くのし掛かってくるというか。
普段意識なんてしないのに、自分の中では物凄く重いものとして認識しているんだなあと冷静に感じます。

その重みの正体をよくよく考えてみると、怒りとかではないんですよ。
親に対する攻撃的な感情というよりは、自分を責めるような感覚だと思うんです。
ようは罪悪感なんですよね。

罪悪感って、なんていうか一度ぐるぐるし始めるとしんどくなるんだよなあ。
自分のことがめちゃくちゃ嫌になる。
でも、困ったことに罪悪感が湧き上がってくるのは一回や二回だけじゃない。
苦しい〜〜。
じゃあ、なぜ罪悪感は出てくるんでしょうね。

2、どうして罪悪感は出てくるのか

別に親が居ること、親に何かやってもらうことを当たり前だと思ったことはないです。
親に限らず人間関係というのは互いの責任感と信頼のもとに成り立つと思うので、私の中で親は「人間として絶対に無いな」くらいは思ってるんですよ。

それでも何故か、絶縁した後に「もしかしたら親は〜」と何度でも考える瞬間があります。
私はまだ妊娠出産を経験していないので、経験したらまた思うことも変わるのかな〜とか。
子供が大きくなるにつれて、親の気持ちが分かるようになるのかも〜とか。

これまでに何度も言われてきたように「どんな親だって子供を大切に思わないわけがない」みたいな意見が圧倒的なので、ふとした瞬間にあんな親とはいえ私のことを大事にしてくれてたのかもしれないとかいう感情が出てきます。
まあ冷静に考えれば、こんな風に子供に思わせる親ってどうなんだろうとも思うので変な話なんですけどね。

なんで罪悪感なんだろうって考えた時に、やっぱり今まで自分の根本にあった「一般的な意見」を軸に物を考えてしまう癖が抜けないんだろうなと思います。
「一般論から外れた選択をしてしまった私は親を悲しませてしまっている」みたいな気持ちが心のどこかにあって、それがじわじわと罪悪感になって出てくるんじゃないかなあと。

3、「罪悪感=後悔」??

何度か考えてみました。
「罪悪感=後悔」なのかなと。
でも、何回考えても後悔ではないと言い切れます。

頭悪い感じで申し訳ないですが、「絶縁しちゃったけど大丈夫かな〜?」とは思うけど「絶縁しなきゃよかったなあ〜」とは微塵も思わないんですよね。
でも、じわじわする罪悪感のせいでなんだかナーバスになったり思いつめたりしてしまう。

こんな自分のことを誰かに言おうものなら「だから絶縁なんてしなきゃ良かったんだよ」くらいは言われそうなので絶対に言いませんが、別に後悔してるわけじゃないんだよね。
とにかくモヤモヤして親のことを考えてしまう。

じゃあ親と絶縁状態を解消しますか?
と問われたらとんでもない!誰が解消するかよ!!!となる。
うーん難しいっていうか、なんだかなあ。

絶縁したものの、一番悩むこの罪悪感。
しんどい。
何か改善してどうにかなるなら良いんですけど、一時の罪悪感に負けてせっかく絶縁した関係をどうにかします??????
しないじゃん…………しないよ……………。

そもそも罪悪感は世間一般と同じように生きられない自分に対しての嫌悪みたいなものなんですよ。
「なんで私は親と仲良くできないんだろうなあ〜」っていう気持ちが、形を変えて「親が可哀想だな」になってるだけ。

だから、できることと言えばひたすらに堪えるしかないんです。
そして気を紛らわせる。

理由なく出てくる感情だから、楽しいことをしてればそのうち落ち着きます。
そんなことを繰り返していれば、罪悪感は出てこなくなるんじゃないかなあと期待してます。

絶縁は今の自分に必要な時間

絶縁なんて、やらなくて済むなら進んでやりたいものじゃないです。
でも、そうするしかなかったから、どうしようもなくて止むを得ずする選択なんですよね。

だから、後悔する必要もないし、突然申し訳なくなったとしても深呼吸して無理やりにでも「これで良かったんだ」と思いましょう。
何もなかったらやらなくて済むことに違いはないのに、そうしなければいけない理由があったんですもん。

そうは思っても、時々ふと考えてしまうことが何度だってあります。
それも仕方ないというか、そういうこともあるよね。

罪悪感や申し訳なさのようなものでいっぱいになって、泣いてしまうことだってあると思います。
でも、そんな風になってしまうことも含めて、絶縁は自分にとって必要な休息時間なんですよ。

どんな感情も否定しないで、自分で自分に賛同してみてください。
「そういうこともあるよね」って思ってあげるだけで随分楽になりますから。

苦しいな〜〜と思うことはいっぱいあると思います。
自分に素直に、正直になって認めてあげて欲しいです。

どんな自分だって大切な存在ですから。
誰にも言えないことはなおさら。
良いじゃん、周りのことなんて気にすんなよ!
これは私にとって必要なことだったんだ!って思ってあげられると、自分が救われますよ。

ときさめ

ときさめと申します。 現在は20代後半です。結婚や仕事、親など色々悩んだり考えたりしたことがあったので、自分の経験や発見をまとめた記事を読んでくれた方が少しだけ元気になれたたら良いなと思いながらブログをやっています。 食べ物やギフト、結婚式のアイディアなどもまとめています。何か参考になれば嬉しいです!

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